病院の前に、
自宅で出来る医療がある。
「このまま家で過ごしたい」その願いを、医師との連携と手順書に基づく判断で支える。
在宅・慢性期の療養に、もう一歩踏み込める訪問看護へ。
在宅療養で本当に困るのは、
“急に変わったとき”です。
家で過ごす時間が長いほど、医療は「病院の中」だけでは完結しません。暮らしの中で起きる変化に、いかに早く、適切に対応できるかが安心につながります。
通院が大きな負担
移動・待ち時間・付き添い。処置のためだけの受診が、ご本人とご家族の体力を奪うことがあります。
判断に迷う瞬間
「様子を見ていいのか」「救急車を呼ぶべきか」。不安な時間が長くなるほど、暮らしは揺らぎます。
医師がその場にいない
在宅では医師が常に隣にいるわけではありません。だからこそ、看護の判断力と連携力が重要です。
特定看護師とは、
手順書に基づいて動ける看護師です。
本ページでは、特定行為研修を修了した看護師を、わかりやすく「特定看護師」と表現しています。資格名ではなく通称です。
診療の補助
2025年9月時点
医医師の指示を置き換えるものではありません
特定行為は、医師があらかじめ作成した「手順書」の範囲内で行います。手順書を超える判断が必要な場合は、医師へ確認します。
看看護の観察力に、医療的対応力を重ねる
日々の生活、表情、呼吸、皮膚、食事量、家族の不安。訪問看護だからこそ見える情報をもとに、状態変化を早く捉えます。
家家で過ごす選択肢を広げる
通院や搬送が必要になる前に、在宅でできるケアを検討できることは、ご本人の「家にいたい」を支える大きな力になります。
※数値は制度資料に基づく目安です。実施できる行為は修了した区分・手順書・主治医との連携体制により異なります。
在宅・慢性期領域で、
特に力を発揮する4つのケア。
長く自宅や施設で療養される方に必要となりやすい医療的ケアを、医師との連携のもとでタイムリーに支えます。
気管カニューレの交換
呼吸の状態やカニューレ周囲を確認しながら、必要な交換につなげます。呼吸トラブルの早期発見にも関わります。
胃ろう・腸ろうの交換
胃ろうカテーテル、腸ろうカテーテル、胃ろうボタンなどを、状態に応じて安全に交換します。
床ずれ・慢性創傷のケア
褥瘡や治りにくい創傷に対して、創部の状態を見極め、治癒に向けたケアを行います。
脱水時の点滴
食欲低下や発熱、暑さなどによる脱水のサインを捉え、必要時に輸液管理につなげます。
大切なのは「何でもできる」ことではなく、「必要な時に、必要な判断を、医師との連携のもとで安全に行う」ことです。特定行為は手順書の範囲内で実施されます。
訪問看護に特定行為が加わると、
安心の形が変わります。
待つ時間が、不安になる。
- 医師の到着や追加指示を待つ時間がある
- 処置のためだけに受診・搬送になることがある
- 家族が「今どうしたらいいか」で迷いやすい
必要な対応に、早く近づける。
- 生活の場で状態を見極め、医師と共有できる
- 手順書の範囲で、タイムリーなケアにつなげられる
- 「家で過ごす」選択肢を守りやすくなる
ご利用までの流れは、
いつもの在宅チームの中で。
特別な窓口を新しく探すよりも、まずは主治医・訪問看護ステーション・ケアマネジャーへ相談することから始まります。
困りごとを相談
通院負担、処置、床ずれ、脱水など、気になることを訪問看護師へ共有します。
状態を確認
症状、生活状況、家族の介護力、必要な医療的ケアを総合的に見ます。
主治医と連携
手順書の有無、実施可能な行為、対応方針を医師と確認します。
在宅で支える
必要なケアを、暮らしの場で安全に、継続的に支援します。
こんな方に、知ってほしい在宅看護です。
ご本人・ご家族だけでなく、ケアマネジャー、医師、施設職員など、在宅療養を支えるすべての方へ。
ご本人・ご家族
「できるだけ家にいたい」「通院回数を減らしたい」「急変が不安」という方へ。
ケアマネジャー
医療依存度が高い方の在宅生活を、より安心して調整したい方へ。
医療・介護関係者
退院支援、慢性期療養、看取り支援の選択肢を広げたい方へ。
よくあるご質問
特定看護師は、医師の指示なしに何でもできますか?
普通の訪問看護師と何が違いますか?
利用するには特別な申し込みが必要ですか?
安全面は大丈夫ですか?
「家で過ごしたい」を、
医療の理由であきらめない。
特定行為研修を修了した看護師による訪問看護は、在宅療養の可能性を広げる選択肢です。まずは、今の困りごとを言葉にするところから始めてください。