日本パラスポーツ看護学会理事就任

ご縁があり2022年度より日本パラスポーツ看護学会に入会していました。
訪問看護師として臨床に出ていると、障がいを持たれていても生活をすることを目標にリハビリを得て在宅（自宅）での療養される方を多くみてきました。障がい者スポーツ（パラスポーツ）は、その先にある障がいというものをマイナスではなく競技という国境を越えて、競い合う領域であり、共生を志した方々の世界だと最近感じております。
入会前の当初は、パラスポーツ自体を知っていても興味を持っていなかったのは事実ありました。さらに、看護という領域を参入するとなると、パラアスリートは何を求め、どこまで必要とされるのか、未知の領域だと難解さも感じていました。去年は、褥瘡に関する文献研究を行い発表させていただき、今年は、断端ケアについて文献研究をさせていただきました。お世話なった教授の皆様のご縁もあり、荷が重かったのですが、理事への話を頂いたときは、恐縮しました。ただ、期待が少しでもあってのことを無碍にはできないという思いで無力ながらお引き受けいたしました。その後、2024.06.22の通常総会にて正式に理事就任の運びとなりました。
まだパラスポーツに関しては勉強中の身ですが、ご興味がる方は正会員になっていただき日本パラスポーツ看護学会を盛り上げていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

高橋芳城